「アイドルマスター シンデレラガールズ」に登場する16歳のアイドル。 病弱な幼少期を過ごし、かつては人生を諦めて投げやりになっていたが、 ある出会いから一歩ずつ前向きに歩み出した。

 その経歴からアイドルを始めてすぐの頃は儚いイメージが先行。 他者、そして自分自身との距離感も手探りの中、自らの過去を取り戻していくように、 アイドルという生き方に向き合っていく。 

過去と決別するのではなく、真正面から受け入れることで 「触れれば消えてしまいそうな煌めき」は、「胸を焦がされてしまいそうな輝き」へと成長。 あの頃の渇望を「欲しがることをやめない」・「諦めの悪さ」という強みへと変えていく。 デビューシングル「薄荷 -ハッカ-」から、セカンドシングル「Frozen Tears」への変遷は必聴。 

2020年に開催された第9回シンデレラガール総選挙では第一位を獲得。 戴冠直後のコメント、その一言目は「ありがとう」だった。 病室に一人きりでいた頃に憧れたアイドルのように、彼女は今日もステージに立つ。

「信じることは怖くない」と伝えるために。